靴のサイズ調整・履きやすくするために出来ること
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足の長さ、幅、甲の高さなどは人それぞれです。
長さが合っていても幅がきつかったり、足幅に合わせて大きめの靴を買ってカカトが緩くてパカパカしてしまったり
既成の靴でピッタリなものに出会えることはなかなか難しいと思います。
今回は靴が小さい、大きい場合に出来ることをご紹介します。
靴が小さくきつい場合に出来ること
・靴を伸ばす
ストレッチャーという靴を広げる機械を使って、つま先部分を伸ばします。
少しきつく長時間履いていると痛みが出る場合の靴は広げることで改善することが多いようです。
ストレッチ(幅だし) ¥1,100
・その他
ストレッチをしてみても、まだキツイという場合には
靴底を開けて革を引っ張り出すことでサイズを大きくすることもできます。
靴が大きくゆるい場合に出来ること
靴が大きい場合、足と靴の隙間を埋めて靴の中で足がしっかり固定されるようにしていく必要があります。
その方法としてインソールを入れたり、足の甲にパットを入れたりして隙間を埋めていきます。
・インソールを入れる
靴の中にインソールを入れてサイズ調整します。緩い場合は市販のインソールを入れるだけでも履き心地がかなり改善できます。
当店ではサイズ調整用のインソールは革を使って調整します。
革を使うメリットは沈み込みが少なく履きこんでもサイズが緩くなりにくく、丈夫な素材なので永く使用できます。
中底の形に合わせて加工して中敷きの下に入れ込むので仕上がりも目立ちにくい綺麗な仕上がりです。
レザーインソール作製 ¥3,300
・甲にパットを当てる
靴ひもをいっぱいに縛っても羽が閉じ切ってしまう場合には、
靴のタンにパットを当てて隙間を埋めます。甲がしっかり締まることで靴擦れを防ぎます。
タンパット ¥1,100
・カウンターライニングに革を当てる
靴の内側カカト部分に革を当てて革の厚みで隙間を埋めて、カカトを抜けにくくします。
革は起毛している革を使うことで摩擦がかかりより抜けにくくなります。
カウンターライニング革あて 片足¥1,980
サイズが全体的に大きい場合はこれらの方法を組み合わせてフィッテイングを改善していきます。
お客様一人一人の足と靴の状態を確認させていただき最適な方法でフィッテイングの改善をいたします。
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